マリーガラントは直径約15km、面積150ヘクタール程のとても小さな島で、ラムの生産が主な産業の一つになっていますが、マルティニーク産のラムとはまた一味違ったユニークで個性的なラムが多く存在します。
ビエール蒸留所は、もともと同島に砂糖工場として200年程前に建てられましたが、前オーナーが1950年に買収するとともにラム蒸留所として稼動を開始しました。
現蒸留所長のドミニク・ティエリー氏が1975年に経営と生産を受け継ぎ、現在に至っています。
本ボトルはアグリコールラムをオーク樽とexバーボン樽で10年間熟成させたものになります。
ゆっくり時間をかけて熟成することで生まれる、美しい赤褐色のグルメなラムです。
<テイスティングノート>
香り:バニラと砂糖漬けフルーツ 味わい:完熟フルーツとチョコレートのアロマがしなやか。
フィニッシュ:卓越した2011年ビンテージを締めくくるにふさわしい、まろやかで長いフィニッシュ。