ART SESSION CONTEMPORARY 第6弾の原酒に選ばれたのは、1815年創業、世界で最もピーティーでスモーキーな風味と、型にはまらない大胆な個性で世界に名を馳せ、蒸溜所名を表記できない際には“キルダルトン” としてリリースされる、アイラ島の南部の蒸溜所です。ボトラーズブランドからのリリースも非常に限られた原酒です。
こちらのシークレットアイラ14年は、中期熟成とは思えない柔らかく甘いピートと多彩なフレイバーを存分に楽しむことのできる素晴らしい1樽です。
ラベルには、宮林妃奈子氏のペインティングを採用。彼女の作品を前にすると、なにかしらの気配、経過された時間、そして匂いなども情景として浮かんでくるようであり、この多層なレイヤーは宮林氏の作品から多く感じられます。
宮林氏のラベルを見ながら、このシークレットアイラの多層なレイヤーを感じとってほしいです。
【 オフィシャルテイスティングノート 】
香り: 樹脂、甘く華やかなピート、焚き火、燃えさし、たばこの煙、紅茶、湿布、バニラビーンズ、柑橘皮の砂糖漬け、牡蠣のスモーク、後からフルーツキャンディ。
味わい: お香、タール、甘い灰、炭火で焼いたレモン、正山小種紅茶、マニキュア除光液、コーヒーの出し殻、燃えさし、松の実、芝土。
フィニッシュ: 柑橘系の酸味を伴った優しいピートが心地よく長く続き、次第に香木や樹脂、舌の上には貝の干物や干し椎茸などの旨みがゆっくりと広がる。
コメント: 14年という中期熟成とは思えない柔らかく甘いピートとアー○ベッグらしい“煤っぽいフルーツ”をはじめとする多彩なフレイバーを存分に楽しむことのできる素晴らしい1樽。
■「ART SESSION(アートセッション)」シリーズ
蒸溜所の歴史や背景に基づいた、その原酒と関係性のある様々なアーティスト・アート作品とセッション。それらを「Classic」「Contemporary」にアプローチを分けシリーズ化したもの。
13年以上の中期熟成に差し掛かる原酒から厳選を重ねて選び抜いた一樽をリリースしています。