「ベンロマック」とは、ゲール語で『木や草の生茂る山』という意味。
1898年にF.W.Brickmann(ブリックマン)とJohn Callum(ジョンカラム)によって蒸溜所は設立されました。
2年後に生産を開始しましたが、まったく長続きせず、彼らは同じ年に蒸溜所を閉鎖しなければなりませんでした。
1911年にベンロマックはハーベイマクネア&カンパニーに買収され生産を再開しました。
しかし、不幸にも第一次世界大戦で大麦が不足したためにほとんどの蒸留所が閉鎖されるのと同様に1914年に生産を再び停止しました。
その後、1966年から1983年までの短い生産期間がありました。
1993年にゴードン&マクフェイルが蒸留所を購入し、1997年に生産を開始しました。
蒸留所を改装し、現在は良好な状態でようやく運営が行われています。
年間生産量が約15万リットル。ウォッシュスチルが7500リットル、スピリットスチルが5000リットル。
スコットランド産の有機(オーガニック)大麦100%。
ファーストフィルの樽だけを使用し、柔らかくて甘い味わいに仕上げています。
熟成方法はダンネージ式。手作業で樽に詰めた後、熟成庫まで転がしていくそうです。
GM社が5年の月日をかけて再建した小規模で丁寧な造りを行っている蒸留所です。ご注目下さい。
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