1836年に設立されたファイストは、ドウロ渓谷の伝統的なワイン造りを一貫して守り続けています。
こちらは1978年に収穫されたブドウを使用し熟成、1980年代にボトリングされたものです。
ポートワインはこのアルコール発酵の途中、まだ糖が残っている段階で、アルコール度数77度のブランデーを加え、わざとアルコール発酵を終わらせます。こうすることで、まだブドウの持つ甘みをそのまま残しています。
基本的に複数ヴィンテージを使用して作られるポートワインですが、使われるブドウや熟成年数によって様々なタイプがあり、熟成期間についても細かな規定があります。