ポートワインはこのアルコール発酵の途中、まだ糖が残っている段階で、アルコール度数77度のブランデーを加え、わざとアルコール発酵を終わらせます。こうすることで、まだブドウの持つ甘みをそのまま残しています。
基本的に複数ヴィンテージを使用して作られるポートワインですが、使われるブドウや熟成年数によって様々なタイプがあり、熟成期間についても細かな規定があります。
こちらのボトルは、『レイト・ボトルド・ヴィンテージ・ポート』。
同一年に収穫されたブドウを使用し、収穫から4年後の7月から6年目の年末までに瓶詰めされます。