2014年の創業以来、ニューメイクを含め一切その姿を世に明かすことの無かったスペイサイドのシングルエステート・ディスティラリー『バリンダロッホ』がついにシングルモルトをリリース!
「バリンダロッホ ヴィンテージリリース 2015」は日本市場向けのエクスクルーシブボトリングです。バーボンバレル原酒50%とリフィルバーボンバレル原酒50%で構成され、甘さと滑らかな口当たりを引き出すため50度に加水してボトリングされています。
バーボンバレル由来のバニラ香と原酒由来のフルーツ香、そして奥行きのある穀物様の甘みがバランスした、透明感がありながら溢れる豊かな旨味を感じることができます。コンデンサーにワームタブを用いることにより、スペイサイドモルトとしては程よい厚みのあるボディを備えた、華やかながら飲み応えもある味わいが特徴です。
【 テイスティングノート 】
色:ブライトゴールド
香り:バニラ、レモン、麦の粒、砂糖がけグレープフルーツ、草原の風、果樹園、若葉
味:透明感がある豊かな甘さ、レモンケーキ、温かい麦の香ばしさ、メレンゲ、シトラスキャンディ、ウェハース
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バリンダロッホ蒸溜所は、2014年にスペイサイドで創業した家族経営の蒸溜所です。
創業者のマクファーソン・グラント氏はかねてより自らが生まれ育った地で地元の原料を使ったウイスキーづくりをしたいと考えており、自分の目が行き届くことを重点に置いた小規模の蒸溜所を設立しました。しかし、ウイスキーとしての熟成を重んじる信念から、製造したウイスキーをニューメイクやノンエイジでリリースしなかったため、バリンダロッホのウイスキーはこれまで一切リリースされることはありませんでした。
そしてこの度、これまで仕込んだウイスキーが長い眠りを経て満足する水準まで熟成が進み、晴れてオフィシャルシングルモルトとしてリリースされました。シングルヴィンテージのスモールバッチとしてのリリースとなるため、製品にはしっかりと熟成した原酒のみを使いたいという氏の信念を垣間見ることができます。